インドによばれて思うコト

インド人旦那と二人の息子とインドに。ここにいるから思うコトを書いていこうかな。

アナログパワー

 

アナログパワーが素晴らしい

インドの識字率は73%(2011年調査)らしい。

2001年には65%だったそうなので確実に伸びている。

就学率も90%を超えているらしい。(確実な情報がない)

 

高齢の人ほど識字率は下がる。

読み書きできない人たちであっても素晴らしい仕事をしているという記事があった。

ズルイ人もたくさんいるけれど、まじめにコツコツ働いている姿もたくさん見る。

アナログパワーが素晴らしい。

diamond.jp

彼らは我慢強い。というか我慢するしかない環境だったりする。

でも言い訳せず黙々と仕事をする。

字は読めないのに違った記憶力が抜群によかったりするんだろうな。

 

いつまでも過去を引きずらず、実力社会になってほしいな。

カーストの位とかお金持ちとか権力とかそんなんじゃなく、

インドほど貧しい村からIT長者とかでて国ごとひっくり返して

発展して欲しい国はない。

だって「カレーの国」から「ITの国」のイメージに変える力があるんだから。

 

子どもたちの現実も様々

子どもたちの就学率といっても学校に登録したにも関わらず通っていない子どももいるよう。

確かに、学校の時間であろう時間帯にゴミ捨て場で何か収集している子どもを

見かけたり、都市部だと止まった車に駆け寄ってお金をくれと言ってくる子どもも

学校に行っている気配はない。

彼らにとっての問題は親。

親から教わっていることがそれであり、生活なのだから。

親から離す必要はないけど、親の認識が変わらないとね。

まぁ親からの暴力から逃げて自力で生活しようとする子どももいるだろうし

インドは常夏に近く、路上生活で生きられると言うこともある。

 

旦那さんから聞いた話だと、ある州で路上生活を辞めさせるべく毎月のお金と仕事を用意して集まるよう促した結果、全然人が集まらなかったと言う。

 

なぜなら「路上生活のほうがお金が貯まるから」だという。

 

彼らは路上生活で苦しんでいるのではなく、仕事や人に縛られることなく自由気ままに暮らし、道行く人々から頂戴するお金で十分だと考えているのだろうか。

それはそれで個人の自由なのだけど、その結果自分の子どもたちにもその生活を強いることになる。

子どもたちにはチョイスはない。

 

日本を含めた先進国の人々の善意のお金が集められたりする。

その結果、どれだけのお金が本当に届けたい人の手に渡るのだろう。

ずるい人たちが多い。

子どもの学費に教材費にと渡したお金で親や親類が違うことに使ってしまうという話も聞く。

では物を寄付したとする。物を売ってお金にしてしまうこともある。

渡しっぱなしでは解決には程遠い。

そんな簡単な問題ではないよね。

 

これこそアナログパワーで見続けないといけない話。

 

 

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