インドによばれて思うコト

インド人旦那と二人の息子とインドに。ここにいるから思うコトを書いていこうかな。

ビジネスって何だ?

 

 

最近いろいろ考えさせられることがあった。

 

ここインドにいて日本人は日本人の常識・ビジネススタイルで押してくる。

 

インド人はインド人のプライドや感情で契約すら無視する。

 

どっちもどっちだな、と。

 

歩み寄るという選択肢はないのだろうか。

 

純粋にビジネスする前に破綻が見え隠れする。

 

www.innovations-i.com

 

それでも、これからのインドの発展を考えればココで勝負する日本人もまだまだ

増えるんだろうし、日本だけでなく世界が注目してくるんだろうけど。

 

インド人の意識・習慣・文化をしっかりと踏まえ、観察しながら彼らをうまく

動かすことができたらいい気がする。

 

言葉や態度で強制することは難しい。

 

パートナーとなるには即決せず、彼らの格差に対する態度なども参考にしてほしい。

 

日本人には丁寧に接しながらもかなり幼稚な差別をする人たちもいる。

 

どこの国のどんな宗教の人であれ、一緒に仕事する人を大切にできる人の下で働きたいな。

 

人の能力を最大限に引き出せるのって、その人のために頑張りたいって思わせることだと思うし。

 

それがビジネスを成功させる道じゃないかと思うけど。

 

全ては「人 対 人」だと思うんだけどなー。

 

 

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アナログパワー

 

アナログパワーが素晴らしい

インドの識字率は73%(2011年調査)らしい。

2001年には65%だったそうなので確実に伸びている。

就学率も90%を超えているらしい。(確実な情報がない)

 

高齢の人ほど識字率は下がる。

読み書きできない人たちであっても素晴らしい仕事をしているという記事があった。

ズルイ人もたくさんいるけれど、まじめにコツコツ働いている姿もたくさん見る。

アナログパワーが素晴らしい。

diamond.jp

彼らは我慢強い。というか我慢するしかない環境だったりする。

でも言い訳せず黙々と仕事をする。

字は読めないのに違った記憶力が抜群によかったりするんだろうな。

 

いつまでも過去を引きずらず、実力社会になってほしいな。

カーストの位とかお金持ちとか権力とかそんなんじゃなく、

インドほど貧しい村からIT長者とかでて国ごとひっくり返して

発展して欲しい国はない。

だって「カレーの国」から「ITの国」のイメージに変える力があるんだから。

 

子どもたちの現実も様々

子どもたちの就学率といっても学校に登録したにも関わらず通っていない子どももいるよう。

確かに、学校の時間であろう時間帯にゴミ捨て場で何か収集している子どもを

見かけたり、都市部だと止まった車に駆け寄ってお金をくれと言ってくる子どもも

学校に行っている気配はない。

彼らにとっての問題は親。

親から教わっていることがそれであり、生活なのだから。

親から離す必要はないけど、親の認識が変わらないとね。

まぁ親からの暴力から逃げて自力で生活しようとする子どももいるだろうし

インドは常夏に近く、路上生活で生きられると言うこともある。

 

旦那さんから聞いた話だと、ある州で路上生活を辞めさせるべく毎月のお金と仕事を用意して集まるよう促した結果、全然人が集まらなかったと言う。

 

なぜなら「路上生活のほうがお金が貯まるから」だという。

 

彼らは路上生活で苦しんでいるのではなく、仕事や人に縛られることなく自由気ままに暮らし、道行く人々から頂戴するお金で十分だと考えているのだろうか。

それはそれで個人の自由なのだけど、その結果自分の子どもたちにもその生活を強いることになる。

子どもたちにはチョイスはない。

 

日本を含めた先進国の人々の善意のお金が集められたりする。

その結果、どれだけのお金が本当に届けたい人の手に渡るのだろう。

ずるい人たちが多い。

子どもの学費に教材費にと渡したお金で親や親類が違うことに使ってしまうという話も聞く。

では物を寄付したとする。物を売ってお金にしてしまうこともある。

渡しっぱなしでは解決には程遠い。

そんな簡単な問題ではないよね。

 

これこそアナログパワーで見続けないといけない話。

 

 

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一人旅は本当は素敵なコト

米国のネットユーザーがコメントしている。

もっともなコト。

でも日本女子はしてしまう、海外一人旅。

私もそうであったし。

でも、最低限の線引きをしながら旅をしないとね。

危険はいつも隣にあることを忘れちゃいけないと思う、やっぱり。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

日本で知り合う外国人のほとんどが日本の素晴らしさを「安全」という。

それくらい自国も危険ということ。

 

というか、今回はいくら仲良くなっても見ず知らずの外国人男性に案内してもらおうということがマズイ。

 

これだけレイプの国と騒がれているのに。

 

なぜ一人旅にインドを選んだのだろうか?

 

私も旅をするなら一人がいい。

360度自分のもの。

でも今インドは選ばない。

 

米国ネットユーザーはアメリカも上げているけど、公共機関がもう少しちゃんとしているんじゃないかと思う。

 

もちろん誰かについて行ったら同じ結果なのだろうし、夜間の外出なども。

もちろん、全然現地に馴染んで暮らしていて何事も起こらない人もたくさんいる。

 

 

こちらには乗り合いの車とか私設のものも多く、タクシーなどでさえ客を乗せているのに友達を途中まで乗せて行ったりする。

 

言葉が分からなければなおの事。

 

 

 

若いうちにいろんな国を旅したり、いろんな国の人と触れ合うことは大賛成。

 

でも自分の身体も心も自分が守ってあげないとね。

 

私はインドで暮らしているけど、基本的に一人で外出することは控えてます。

それには自分なりの決め事があって、私に何かあれば子供たちを傷つけるから。

本来自由に動きたい、でも自分自身も家族も傷つくくらいなら我慢します。

 

 

被害にあった女性には逞しい心をもって生きてほしい。

世界には本当に素晴らしいところもあるし。

そしてもう悲しまなくていいように、自分の中での線引きを引いていってほしい。

 

 

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おもてなしの国なのだから

2020東京オリンピックのエンブレムの件、

www.hochi.co.jp

特にインドで話題になってると言うことはないですが、日々見かける佐野氏のニュースを見て思うことを自分なりに書いてみようかな。

 

Twitterでもたくさんの人が書いている。

 特に注目されてるのは 佐野氏のこと

 

そしてもういいんじゃないかという空気にやっとなりつつある。

 

もういいんじゃないか、は佐野氏への誹謗中傷。

彼は社会的制裁を十分受けたのでは。

マスコミが著名人に今回の件を訊ね、それを記事にする。

日々誰かが彼を中傷するようにニュースにしていく。

ここインドでその文字だけを追っていっても感じる嫌悪感。

徹底的にぶっ潰したい感があふれ出てしまう。

 

佐野氏や彼を取り巻く環境が仮に人から羨ましがられるものであっても、

そこまで追い詰める必要があるのかな。

 

今回のエンブレムの件は日本のみならずオリンピックと言う世界規模で

重要視される件であり、彼本人も彼の周りも「いつもの調子でやってしまった」

ではいけないのだ。

 

私個人はデザイナーではないけど、資格としては一級建築士

でも実務経験もなくCADオペとしてデザイナー事務所で働いていただけ。

 

そこで感じるのはコピペではない。

インスピレーションをもらうために人よりもより多くのデザインを見ては

勉強している人たちがデザイナーたちだった。

学生時代にコピペで乗り切ってきていても実社会では簡単ではないと言う

壁にぶち当たっていそうだけどな。

 

なんかニュースの見出しだけを見て、佐野氏への非難の仕方は

子供を自殺に追いやるいじめに似ている。

実際に彼や家族、スタッフが受けていることは子供ならいじめ行為といわれるもの。

全く救いがない。

大人も子どもも人なのだ。

悪いことをしたら叱る。そして抱きしめることも必要。

悪いことをしていると認識できていない人を作るのはまわりなのだ。

誰かが彼に「悪い」を教えてあげれば、ここまでこなかった。

これだけの社会的制裁を受けて認識できないのであれば、それが佐野氏の力量。

 

オリンピックの組織委員会は今後の対応がエンブレムの件だけではないし

大変なことだけど、もう失敗は許されない。

自分たちの責任も大きいのだから、昔ながらのなあなあな横のつながりなど捨てて

すっきりと素晴らしいオリンピック開催を目指してほしい。

世界中から賞賛される「おもてなし」の国なのだから。

 

2020年是非日本に帰国してオリンピックを堪能したしたいし。

 

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インドの親族間問題

インドのニュースでは悲惨な親族間のニュースというのが度々あります。

このニュースも少し前の話だけど、広いインドでは似たような事件が今日も起こっているかもしれない。

 

jp.wsj.com

 日本でも嫁入り道具、結納金などの習慣がありますが、インドにも花嫁の持参金

という習慣があります。

 

私の旦那さんにも妹が二人いて、私たちが結婚してからずっと妹たちの結婚資金として毎月旦那さんは仕送りをしていました。

 

結婚して日本にくると決めた理由のひとつは家族をサポートしたいと言う思い。

持参金が少ないと親族にひどい扱いをされてしまうと心配して、旦那さんは日本で頑張りました。

 

妹たち二人は結婚しましたが、一人は義母から度々ひどい仕打ちを受け実家に戻ってくることもあり、私の旦那さんも心配しています。

 

妹の夫は自分の母親側につき、妹をかばうことはない様です。

 

 

インドにはこういった話はずいぶん昔からある様で、有名な話はやはりサティーのことでしょうか。 

サティー (ヒンドゥー教) - Wikipedia

( ヒンドゥー社会における慣行で、寡婦が夫の亡骸とともに焼身自殺をすること)

 

法律で禁止されているにも関わらず、現在も稀に行われることがあるという。

 

この広いインド。

本当に田舎に住んでいると、さらに深ーい深ーい農村などを見かけては彼らのもとでは法律など無意味なのではと思ったりもする。

 

いったい誰が管理できるのだろう。

 

デリーやムンバイなどの大都市の発展と全く別次元で生きる人々がまだまだたくさんいるんだなと日々感じます。

 

 

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インドのトイレ事情と性犯罪

少し前のニュースなのだけど、気になったので。

www.afpbb.com

 

私にとってのインドは旦那さんの国だから訪問し、現在は住んでいる国。

たくさんのインド好きの人たちとは少し違う感情を持っていると思う。

 

初めて来た時も旦那さんに案内されて観光地ではないところばかりを見てきた。

たくさんの衝撃的な話、景色に触れてきた中にこの問題もあった。

 

インドのトイレ事情。

 

旦那さんが「右の空き地が男性トイレで、左の空き地が女性用」

何のことか一瞬わからなかったけど、家にトイレのない村人が用をたす場所。

 

丸見えじゃん。と言うと、女性は朝方暗いうちと夕方真っ暗になる前とかに行くのだと言う。

丸見えとかの問題しか浮かばなかったけど、実際はこんな事件になることも多いのでは。

 

遠くから見れば綺麗なビーチも、近くの漁村の人たちのトイレになっていたりする。

あんなに広い海を目の前にしても異臭がする。

 

トイレがある家も洋式ではなく和式的なしゃがむスタイルがここ西ベンガルでは一般的なのか。

我が家の隣の新築工事中のマンションも新築なのに和式だった。

 

 

トイレ問題に関わらず、この国のレイプ事件はすっかり世界でも有名な話になってしまった。

71歳の修道女が被害にあった件も聞いてるだけでぐったりする。

根底にある貧困や宗教・恋愛観などなど簡単ではないし、日本人の常識で言えない部分だな。

 

でもでも決してやっていいことではない。

人の心も身体も傷つけ、決して消えることがないのだから。

個人的には性犯罪者は全て社会復帰しないでほしい。

 

 

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インドにいて思うこと、今日から書きます【病院のこと】

headlines.yahoo.co.jp

こんなニュースを見かけた。

日本の病院の設備から言ったらないであろうし、人としての対応も。

でもココなら・・・ある。

 

私もインドの田舎に住んでいる。

都市部には電車で3-4時間かかるし、電車は一日3本。日帰りは厳しい。

そんな中、どうしても外科的な処置が必要になり地元の病院にいくことに。

 

病院と言うのだろうか、、、

診察室はある建物の一室を使用し、毎日人がたくさん待っている。

処置となると別の建物の入院設備もあるらしい場所に連れて行かれた。

窓にはもちろんガラスなどなく鉄柵のみで人は入れないけど小動物なら自由に出入りできる。

ネズミならいるだろうな、というのが実感。

幸いなことに私は無事に処置してもらい、今は傷跡のみ。

詳細は別ブログ;

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やっと生まれてきた赤ちゃんがネズミに指をかじられて、処置が悪くて亡くなるなんて・・・

想像することすら出来ないような事件。

インドは海外からメディカル・ツアーがあるほど医療も進んでいる国。

なのにこんな悲惨な事件が起こることもある国。

格差は簡単ではない。

いままでインドが進んできた道をちゃんと整備していってほしい。

この国がきちんと底上げされれば、ものすごいパワーのある素晴らしい国になるんじゃないかと私は思う。

 

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